社内ぶらり旅~その1~
前回のあらすじ
「青森の荒獅子はさすがにやりすぎたのではないか?」と社内に不穏な空気が流れてもそれをあえて無視。
今日も強気に新しいネタを探しに西へ東へ…
さてはて、どうなることやら…
ネタ?ええ、決まっていませんよ?
こんなときもあるよね?
笹「…で、なにも思いつかなかった、と?」
石「そうですね」
笹「今回のメルマガどうするんですか?」
石「なんとかなりますとも。ここは現場ですよ?ネタなんていくらでも転がっています」
笹「それが無いからの現状なのに」
石「とりあえず現場を回ってみましょうか」
笹「新しい試みですね」
石「お?あれなんていいんじゃないですか?」
笹「BSですか、いいですね」
石「説明しよう!BSとは切断折曲機のことである。1台で切断と折曲げを可能とした、我が平岡工業株式会社の自社製品である!」
笹「…なんですか、突然」
石「いや、なんとなく説明しないといけない気がして」
笹「急にはよしてくださいよ。普段もですけど、いよいよかと思いましたよ」
石「それとなく蔑みましたよね?」
笹「でもBSの紹介はいいんじゃないですか?あまりした事なかったし」
石「ねえ?それとなくバカにしたよね??」
笹「いま、新しく依頼を受けて製作中なんですよね?」
石「なんで無視するんですか?バカにしたよね?おーーい」
笹「ああ!もううるさいなっ!いいじゃないですか!言葉の綾みたいなもんですよ!バカなんですか?」
石「やっぱ、バカにしてんじゃん!口の悪い子だね!さっさんは」
笹「…とりあえず、置いておきましょう」
石「そうしましょう」
シンプルに見えて、なかなか凄いよ
笹「で?製作中なんですよね?」
石「ちょうど今製作中ですが、今回は手動式の方ですね」
笹「そういえば3年くらい前に油圧式のタイプを作ってませんでした?」
石「相当、難航したようですよ?」
笹「話を聞く限り、受注は手動式が多いみたいですが」
石「手動式が最初の型で、一番使いやすいんじゃないでしょうか?」
笹「シンプルですからね」
石「でも昔の技術者の方々は、すでに退社されてますから、みんな手探りで製作したましたよ」
笹「じゃあ、油圧式ともなれば…」
石「現場は修羅の国と化していました」
笹「今回のは海外からの受注でしたっけ?」
石「ええ、明確には言えませんが東南アジアの方に」
笹「…これ現地まで行って操作説明するんですか?」
石「過去にはあったようですよ?翻訳マニュアルを作るのも一苦労」
笹「石井さん行くんですか?」
石「行けと言われれば行きますが、結局言葉わからないし」
笹「どうするんですか?」
石「無駄に『ハッハッハ』とか笑うべきとこじゃないのに笑って、ボディランゲージですかね」
笹「海外でパチもの売ってる店主みたいですね」
全国にあるよ、我がBS!
石「と、海外もですが国内でも結構売れたんですよ」
笹「400社以上ってかなりの数ですけど」
石「1965年からですからねぇ…当時は切断と折曲げが複合されてる機械はありませんでしたし」
笹「経済成長期であることもプラスされてますよね」
石「間違いないですね。ウチで一番長く努めている●村さんが言ってました」
笹「あの中●さんが?」
石「ええ。『昔ゃあ、飛ぶように売れよったんじゃけぇ!』」
笹「あー…」
石「『これで皆の給料払いよったけぇの!それで…うにゃうにゃ…!!…!?…』」
笹「……」
石「『まっ!どうでもええわい!ワハハ!!』」
笹「●村さんの口癖ですよね、それ。どうでもええんかと…」
石「物に人に歴史あり…」
笹「今は流石にBSがメインというわけではありませんが、こうして受注があるのはありがたいことですよね」
石「紛れもなく我が社の背骨であったものですのでね」
笹「珍しくいい事言ってますね!?」
石「このあたりで、昔の我が社の画像載せときましょう」
このくらいにしておこう…
石「よし」
笹「?」
石「キリがいいんでこのあたりで終わりましょう!」
笹「いつもより短いですね」
石「いや、いつもが長すぎるし、ふざけすぎているんです」
笹「ふざけている自覚はあったんですか」
石「次回はついにあの人が登場するかもしれません!」
笹「誰ですか?」
石「RCカーを我が社(一部)に広めた男」
笹「あの人が!?」
次回!!「課金戦士!!その名は●●●!!」につづく・・・
登場人物紹介
石井・・・営業部所属の他業種経験豊富なゲーム大好き男。今年44歳。足のサイズは31㎝。前職の影響で糖尿病(軽度)を患う。
笹川・・・社内広報と音楽講師の2足のわらじを履く男。お菓子大好き。毎日、袋いっぱいのお菓子(チョコ多め)を消費するファンキーなヤツ。
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