万全の検査体制

石井「ウィーン、ピッ!ウィーン、ピッ!」
笹川「恒例の奇怪音シリーズですね(笑)今日は何ですか?」
石井「何ですか?じゃないわよ!仕事中なのよ!」
笹川「あっ!ホントだ!3次元測定器で精密検査してるじゃないですか!」
石井「今日はかまってられないわよ!」
笹川「せっかく美味しいお菓子あるのに残念だな」
石井「うひょ!何でも話聞くわよ!」
笹川「マンガみたいなリアクションですね!今日は弊社の検査体制についてコラムで触れようと思います!」
石井「どんな誤差も石井の目は見逃しませんわよ!」
笹川「ではさっそく行ってみましょう!」

ノギス

<ノギス>

 

笹川「ノギスです!これは比較的よく使われているものですよね!私も個人的に所有しています!」

石井「これは100分の5mmまで測定することができるわよ!」

笹川「これは検査対象に対して、外径、内径、深さなど色々な測定ができます!」

石井「使用上の注意を記載しておくわ!」

【ノギスの使用上の注意】

  • ・測定前に各測定面や摺動面などを清掃する
  • ・スライダの動きにムラがないか、上下方向にがたつきがないかを確認する
  • ・測定の際は、適正で均一な測定力で測定面を測定物に密着させる
  • ・測定物を斜めにはさむことも避ける

笹川「おぉ!今日の石井さんは冴えていますね!」

石井「こんなのモーニング前よ!」

笹川「それを言うなら朝飯前でしょ!ボケが薄すぎます!」

石井「まあ落ち着きなさい!我々は仲良し!いつもノーギスギスな仲じゃないかぁ!」

笹川「ストレスです(笑)」

 

マイクロメーター

<マイクロメーター>

笹川「これは世間的にはあまり馴染みがないかもしれませんね!」

石井「マイクロバスって全然マイクロじゃないわよね(笑)」

笹川「ダジャレにもなっていませんが、確かにマイクロじゃないかな…。そんなことはどうでも良いんですよ!マイクロメーターの説明をしますよ!」

笹川「マイクロメーターはネジ機構を利用して対象物の外径や長さ、厚みなどを精密に測定する工具なんです!」

石井「特徴は以下に書いておくわよ!」

 

【特徴】

  • ・高精度のためノギスよりも正確な測定が可能
  • ・測定値はデジタル方式が主流
  • ・スピンドルとスクリューの精密なメカニズムにより、スムーズに操作できるため、対象物に対して均一な圧力をかけることができる
  • ・アッベの原理に基づいた構造のため、測定の誤差を小さくすることができる

・デジタルマイクロメーターには、ゼロセット機能が搭載されており、任意の位置でゼロリセットが可能

 

笹川「マイクロメーターは1,000分の1mmの精度を測ることができ、器差は±2μmだそうです!」

石井「日本人の髪の毛の太さ平均が約0.07~0.08mmなので、それよりも細いものを測れるってすごいわよ!」

笹川「珍しくボケないですね!本当に石井さんがおっしゃる通りです!」

 

内側マイクロゲージ

<内側マイクロゲージ>

 

笹川「ペンライトにしか見えませんね!(笑)」

石井「推しのライブには必需品だわよ!」

笹川「便乗しなくていいから説明してください(笑)」

【特徴】

・内径を精密に測定するための工具

・械加工や製造業の現場で、製品の品質向上や不良品の発生防止に役立つ計測器

・穴やパイプなどの円形の内径だけでなく、溝幅や距離なども計測することが可能

【用途】

・穴の内径測定:ボーリングやドリルによって作られた穴の内径を高精度で測定。機械加工や製造業でよく使用される。

  • ・シリンダー内径の測定:エンジンシリンダーなどの内径を測定し、正確なスペックを確認。自動車産業や機械工業で頻繁に使用される。
  • ・ベアリングの内径測定:回転する部品の内側を測定し、ベアリングの適合性を確認。これもまた、製造業や組立業で一般的に使用される。
  • ・溝の幅測定:工具や部品にある溝の幅を測定することが可能。これは、精密機械や時計製造業などで特に有用。
  • ・内側の形状確認:内径だけでなく、内側の形状や表面の状態も確認することが可能。これにより、製品の品質管理に役立つ。
  • 石井「筒状の部品もよく取り扱うからとても重宝してるのよ!」
  • 笹川「そうなんですね!心の内側も測定できるんですかね!?」
  • 石井「そんな無駄なボケはよしなさい!」
  • 笹川「は、はい」

 

ハイトゲージ

<ハイトゲージ>

笹川「この形状は身体測定の時に見たことがあります!」

石井「懐かしいね~!これは妖精さん専用身長測定器かしら!」

笹川「また脱線しよるから説明いきますね!」

【特徴】

  • 高精度:ハイトゲージは非常に高い精度で高さを測定可能。デジタル表示のものもあり、読み取りが簡単。
  • 多用途:高さ測定だけでなく、けがき作業(罫書き)にも使用可能。
  • 種類:標準ハイトゲージ、デジタルハイトゲージ、バーニアハイトゲージなど、さまざまな種類がある。
  • 【用途】

  • 高さ測定:部品や材料の高さを正確に測定。
  • けがき作業:水平な罫書き線を引くために使用。
  • 比較測定:基準物と対象物の高さの差を測定することが可能。

 

笹川「まさに!先日工場長に銅板切ってもらったときにこれで罫書きしてました!」

石井「工場長は粋な男だわね!」

 

 

  • デプスゲージ

  • <デプスゲージ>

 

笹川「まあ次から次へと色んな計測器が登場しますね!」

石井「これは心の深さを測る装置なのよ!」

笹川「じゃあ石井さんと私の溝の深さを測ってもらいましょうかね!」

石井「ちょっと!そんな寂しいこと言うんじゃないわよ!」

笹川「じゃあデプスゲージの説明してください!」

【特徴】

  • 高精度:デプスゲージは非常に高い精度で深さを測定可能。デジタル表示のものもあり、読み取りが簡単。
  • 多用途:深さ測定だけでなく、段差の測定にも使用可能。
  • 種類:デプスマイクロメータ、キャリパ形デプスゲージ、ダイヤルデプスゲージなど、さまざまな種類がある。
  • 【用途】

  • 穴の深さ測定:ボーリングやドリルによって作られた穴の深さを高精度で測定する。
  • 溝の深さ測定:工具や部品にある溝の深さを測定する。
  • 段差の測定:段差のある部分の高さ差を測定する。

 

笹川「上の滑り止め加工みたいなのがされている所を回すと、逆さまになったT字の下の部分から計測用の棒が出てきて、その棒が到達した箇所が計測値になるわけですね!」

石井「ニョキニョキ棒が出てくるからね!」

 

ゲージブロック

<ゲージブロック>

 

笹川「これは今まで見たことも聞いたこともないものでした!」

石井「ふふっ、お主もまだまだ甘いのぉ~」

笹川「これ知ってる人の方が少ないですよ!ていうか説明はよ!」

【特徴】

  • 高精度:ゲージブロックは、非常に高い精度で長さを測定するために使用されます。国家標準と同等レベルの長さの基準を提供する。
  • 材質:鋼製、セラミック製、低膨張セラミック製など、さまざまな材質がある。これにより、熱膨張の影響を最小限に抑えることが可能。
  • 種類:レクタンギュラゲージブロック、スケヤゲージブロック、段差マスタなど、用途に応じたさまざまな種類がある。
  • 【用途】

  • 機械加工:機械部品の寸法を正確に測定し、加工精度を確認するために使用される。
  • 校正:他の測定工具や機器の校正に使用されます。例えば、マイクロメータやキャリパーの校正に利用される。
  • 研究開発:精密な測定が必要な研究開発の現場で使用される。

 

笹川「これは野球で例えるなら審判の審判みたいな感じですね!」

石井「もっとわかりやすい例えをしなさいよ!」

笹川「お手本見せてください!」

石井「学校の先生で言う教育委員会みたいな感じね!」

笹川「…。手本示せと言ったことを撤回します( ;∀;)」

 

三次元測定機

<三次元測定機を操作する石井>

笹川「これは石井さんがよく触っているのを目撃します!」

石井「何勝手に見てるのよ!恥ずかしいわよ!」

笹川「なぜ(笑)」

石井「さっさと特徴を教えなさいよ!」

【特徴】

高精度測定:X、Y、Zの三方向の座標を検出し、対象物の位置や形状を正確に捉える。

多様な種類:接触型と非接触型があり、用途に応じて選択できる。接触型はスタイラスを用いて直接測定し、非接触型はレーザーや光を用いて測定する。

ソフトウェア連携:測定データを解析・処理するための専用ソフトウェアがあり、デジタルデータとして保存・解析が可能。

多用途対応:自動車部品、航空機部品、金型など、さまざまな産業で使用される。

 

【用途】

  • ・製品検査:製造された部品が設計通りに作られているかを確認するために使用される。
  • ・リバースエンジニアリング:既存の製品をデジタルデータ化し、設計情報を再構築するために使用される。
  • ・品質管理:製造工程での品質管理や不良品の早期発見に役立つ。

 

笹川「手では計測できない箇所結構ありますよね!変なくぼみとか形状とか!」

石井「そうなのよ!ウチは複雑な部品もよく取り扱っているから3次元測定器は手放せないわ♡」

笹川「だから3次元測定器を使用している姿をよくみかけるわけですね!」

石井「ちょっと!検査中は絶対中を覗かないで!って言ったじゃない!」

笹川「鶴の恩返しか(笑)」

 

<プローブ>

 

石井「ちなみに三次元測定機の先っちょはプローブっていうのよ!」

笹川「三次元測定機用プローブとは、測定対象物に接触したり挿入したりして測定を行うもので、タッチプローブとも呼ばれるそうですよ!

石井「なによ!詳しく知ってるじゃない!」

3Dスキャナ

<3Dスキャナに検査対象物をセットする石井>

 

笹川「これは近年弊社に導入されたハイテク計測器ですね!」

石井「うちの近所の犬は腹が減るとスキャンスキャン吠えてるわよ!」

笹川「話が無理矢理すぎます(笑)いちいちボケなくても良いんですよ!」

石井「人の善意を踏みにじらないでよ!もう吠えちゃうわよ!スキャーーーーン!」

笹川「しつこいなぁ(笑)」

 

<3Dスキャナ操作の様子>

 

【特徴】

  • 高精度:3Dスキャナは非常に高い精度で物体の形状をスキャンし、デジタルデータとして保存可能。これにより、細部まで正確に再現できる。
  • 多様な種類:光学式、レーザースキャナー、CTスキャナーなど、さまざまな計測方法があり、用途に応じて選択可能。
  • 非接触測定:多くの3Dスキャナは非接触型で、物体に触れることなくスキャンでき、これによりデリケートな物体や大きな物体のスキャンが可能。
  • ポータブルモデル:ハンディ型の3Dスキャナもあり、持ち運びが容易で、現場でのスキャンが可能。
  • 【用途】

  • 製品設計:製品のプロトタイプや設計データの作成に使用される。
  • 品質管理:製造工程での品質管理や不良品の検出に役立つ。
  • リバースエンジニアリング:既存の製品をデジタルデータ化し、設計情報を再構築するために使用されつ。
  • 医療:人体のスキャンや医療機器の設計に利用される。

笹川「これは本当に凄いですね!工業系に限らず、様々な分野で不可能を可能にするツールですね!」

石井「人間でいう、スーパーマルチハイパークリエイティブマンだわね!」

笹川「よくわかりませんが、凄いと言いたい気持ちは伝わってきます!」

  • あとがき

  • 笹川「今回はボリューム凄かったですね!本当に次から次へと、アナログからデジタルから、巨大装置からハイテク装置まで盛りだくさんでしたね!」
  • 石井「焼肉の後に寿司と中華とフレンチとイタリアンを総なめする感じだわよね!さすがに胃が心配だわ!」
  • 笹川「例えがうまくないんだから控えめにしてください!食べ過ぎは体に悪いのと同じですよ!」
  • 石井「普段我々は当たり前に使っているけど、こういうシリーズにしてみると良いわね!」
  • 笹川「重要な道具ですからね!そして、弊社はこれらの様々な計測機器を使用して高精度な品質を保っているんですね!改めて現場の皆様の心意気を感じました!」
  • 石井「そうよ!私も毎日色んな測定してるわよ!でも体重計には乗らない♥」
  • 笹川「品質管理も体調管理もちゃんとしていきましょうね!」
  • 石井「は~い♥次回のコラムも楽しみにしてるわ~♥」

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